牡蠣を飼ってみよう
■牡蠣はまだ活きていました。そして牡蠣を飼うことにしました。
そこで、まだ活きている牡蠣を見たら放っておけるはずがありません。
日生から送ってくれた牡蠣を飼うことにしました。
ここから先は牡蠣の販売とは関係がありませんが興味のある方はお読みくださいませ。
牡蠣を飼うに当たって用意するもの
■すぐに牡蠣を塩水にいれてはなりません
自分は海洋生物の研究家ではないので本当に正しい事を言っているのかというと不安にはなりますが、たくさんの海のいきものを飼った経験上の話です。
まず、何が必要なのでしょうか。
■水槽セット
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牡蠣を飼う程度であれば小さい水槽で間に合います。
入れる数は少なめで2個位かなと思います。たくさんの牡蠣を入れると酸素がすぐなくなってしまいます。
水槽はよく洗ってからフィルター装置を付けます。洗剤はつかわないほうがいいですよ。
海の生き物は化学薬品にとても弱くて使わない方が無難です。
昔、飼育していた方は水槽につける酸素装置がとてもうるさかったことを記憶しているかもしれません。
しかし、今は外掛けのフィルターで水を循環させるのでそれほど大きな音は出ません。
装置が壊れてきたり水が少なくなってくると うるさくなりますが大抵は大丈夫です。
■人工海水のもと
次に海水を作ります。真水と食品用の塩を混ぜるだけじゃだめなんです。生き物に適した人工海水を使いましょう。私は、これは日本製の人工海水をお勧めします。ヨーロッパの水質にはあった海水でも日本の水道や井戸水に合うとは限りません。
下手に選ぶとすぐその場で死んでしまいます。
マリンアートHG 60L 10L×6袋入 価格:1,780円(税込、送料別) |
海水の元は、案外使うものなんです。一度に10リットル水槽なら上の6袋入りを1袋使いますね。
さらに数日で水変えをするならすぐに半分使ってしまいますよ。塩素抜き、(カルキ抜き)も必要ですがこのマリンアートには、はじめからカルキ抜きの薬品も含まれています。
水変えは毎日する必要もありません。
数日で水が減ってきたら溜めておいた塩素抜きをした水を足します。蒸発した分の水を足してあげるわけです。つまり、塩は蒸発しないからなんです。
汚れてきたら3分の1の海水の交換を行います。
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■バクテリア
バクテリアとは微生物のこと。買ってきた水槽は少なくとも1週間経たないと生き物は入れられないんです。
海洋の生き物はバクテリアがいる環境でないと生きていけません。
水と塩を混ぜただけでは駄目なんですと言ったのはこのことでした。
飼育で一番失敗する理由はほとんどが水作りが悪かったためでしょう。
ところがこのバクテリアを人工的にいれると24時間くらいで生き物を入れることができます。
投入後に外掛け装置で水を最大で循環させて次の日には牡蠣を入れることができます。
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■その他
飼育に慣れてきますとこの程度の道具では満足できなくなります。これも勉強が必要ですね。底砂は入れない方がいいと思いますよ。
■えさ
牡蠣のえさは植物プランクトンです。私はクロレラを与えていたことがあったのですがフィルターがすぐよごれてしまいました。
クロレラ顆粒ですね。たくさんのえさを与えると水質が悪くなります。
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牡蠣のえさとしてつかえるかもーー。
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■海水
こんなような飼育の話になるとかならず出てくる話があります。海水を海から汲んできたらどうでしょうかという提案です。
家から海が近ければ無料ですし継続して 汲んでくることもできそうですね。
車を持っていたらガソリン代だけですみそうですしね。
実際そのようにしていけすで魚を飼っている人もいるようです。
ところが気を付けなきゃならないことがあります。海の水は黴菌が多いんだそうですよ。そのまま家に持ち込むとまずいそうです。
汲み置き装置や殺菌装置のある家はあまりないでしょうから、汲んできてから家の外やガレージで牡蠣を飼うはめになります。
殺菌する方法もあるそうです。汲んできた海水を循環させながら日光から遮断するんだそうです。
でもね。
牡蠣は魚とか海老とか蟹と違って全く動かないので飼育するにはあまり面白みがありませんね。
ふたを閉じるか少し開いたままにしてるかのどちらかです。触るとふたを閉じます。
いろいろな薬品を入れた状態でさらに水槽から取り出して食べるのはおやめになったほうがいいですが…。
どうしても食べてみたい方は、水槽をよく洗ってきれいなフィルターを掛けておき、海水を汲んで黒いごみ袋で24時間くらい遮断してから牡蠣を入れてくださいね。それなら食べられるかもしれませんが、私は責任を持ちませんから自己責任でお願いします。腹が痛くなっても知りませんから…。